秩父宮杯 エリート6位
イタリアから水曜に帰国して土曜に富士チャレ200のサポートライダー、日曜に宮杯、というハードスケジュール。
富士チャレはあいにくの雨で、途中豪雨となり50kmほどで中止。
昼頃には帰路につき、その後整体へ。
そして当日。移動疲れというか時差ボケ的なものは多少あるけど整体行ってるし、昨日はペースで50kmしか走ってないので脚は軽い、はず。
当日の天気は曇り。でも後々晴れそうだし、念のためロングボトル2本。
前日消化してないカロリーあるので補給はいらないだろうけどお守りとしてジェル二本準備。
アップは駐車場までの登りを全開で一本。
宮杯は逃げが決まるまでいきなり辛かった記憶があるので、心拍を一度上げておく。
脚がパンパンになり気持ち悪くなる。
どうせ開会式で散々待たされるのでちょうどいいでしょ。
サインを済ませて開会式。
案の定長い。んでパレードスタート。
今回のエリートは100人と多目で、メンツはE1入賞常連、JPTチームやら高岡さん、岩島さんなど過去に出た中でも最高に濃い。
イタリアでの調子も良くなかったし、今回は集団で生き残ることを目標にする低い志し。
パレードが終わり一度止まってからリアルスタート。
いきなりクリートキャッチ失敗、集団後方まで下がる。
なんだか今日はダメな予感がしてならない。
すぐに1周目の登りに。
あれ、全然カチアゲがないぞ。
これはラッキー。そそくさとダンシングでポジションアップ。
下りはヤバい人の後ろだと中切れされるから、知らん人の後ろにつかないポジションに。
特に大きな逃げもないので平坦はテキトーにやり過ごし後方へ。
2周目の登り、これも特にカチアゲなし。
また登りではポジション上げて下りで中切れされそうにないところで下る。
あんまりペースが速くないのか集団は40人以上いたかな。かなり多い。
3周目、下りからの2つ目の登りでSCPの福原さんがアタック。
位置的に追える場所だったし、脚に余裕もあったので乗ってみる。
ついてきたのは… LINKの半澤さん、SCP藤田くん。とても強力な2人。
でも残りの周回をこなすのにはメイン集団にもっと怖い人達がいるし、少ない。
さらに福原さんはすぐに踏みやめちゃった。
うーん、これ以上は無駄足と判断。
やはり集団に戻る。
4周目の登り、ここで高岡さんがアタックしたらしい。
先ほどのアタックで集団後方まで下がっていたので全く追えず。
3人の逃げができる。3人だしまだいくらなんでも捕まえられるでしょ、と高を括る。
と、ここから集団のペースが下がる。
どうやら逃げに湾岸の鵜澤さんがいて湾岸チームがローテを乱しているらしい。
ギャップは40秒まで広がり、それから縮まらない。
そのまま5周目が終わり、最終周へ。
ここで集団がペースアップ。
有力選手が逃げを捕まえに動いている。
集団後方にいたけどこのペースではポジションを上げられない。
そのままほぼ集団後方で最後の登りに。
集団でかいし、これはまずいかも。
覚悟を決めてアウターから落とさないことを決意。
とりあえず集団後方を抜けると前方に岩島さんとアクアタマのゴローさんが抜け出しているのが見える。
逃げていた高岡さんをパスしている。
これは行くしかない。集団から抜けてブリッジ。
下りは岩島さんの番手で入る。
後ろは何人いるか見ていなかった、というか余裕は無かった。
そして最後の登り返し。
自分が先頭に出たところでゴローさんのアタック。キレが良すぎて全くつけない。
岩島さんが追ったところになんとか食らいつく。
ここでこの先頭集団が7人であることを認識。高岡さんまでいる。
そして下ってゴールスプリントへ。
ゴール前でゴローさんがいないことに気付く。
という事は俺6位入賞じゃん。
一度でもこんなこと考えると完全に脚が止まった。
そのままスプリントせず6位のままゴール。
なんというか、かなりメンツ的に場違いな順位になってしまい6位で満足してしまった。
レースを走る上では最低だ。最後までちゃんと走らないと。反省。
今回は展開に恵まれたし、脚の調子も良かった。
自分から動いたことも良かったけど途中の逃げを捕まえるのが他人任せになったり、肝心なところの見極めが甘かった。
反省点はいくつかあるものの、宮杯で過去最高順位で今年初入賞。しかも格上ばかりのメンバーでかなり嬉しかった。
メカトラでDNSになったり落車して怪我したりと、色々あったけど腐らず練習してきて良かったなあ。
今年は沖縄出ないことになったけど最後に大きなレースが残っているので、この調子で最後の追い込みをかけて仕上げていこう。