フィッティングと新車
話はBontのシューズの熱成型を持ち込みでできるお店を探していたところから始まる。
先日、海外通販で安売りしていたVayporを購入した。熱成型をやってくれるところを近場で探すと立川にマングローブバイクスというお店でやっているのを見つける。
HPを見ているとフィッティングもやっているようで、2時間5000円という破格の値段。熱成型ついでに、というか興味本位で電話で予約。
フィッティングに持ち込んだのはCannondale Evo。冬場にわいわいセールで買ったフレームにセカンドバイク(ローラー用)のコンポを移植したもの。
そもそもこれを買った経緯とかは置いておいて、今まで使っていたLOOK795に合わせて調整したものの、何故かポジションがしっくり出ずに扱いに困っていた。
本当はこういう調整はオフのときにやっておきたかったけど、九州チャレンジも終わった後で次のレースまで間が空くし、LOOK795は独自規格の塊でポジションを気軽に変えられない、ということもありEvoを持ち込んだ。
お店では固定ローラーを用意していたけど、なるべくいつもの環境に近づけたかったので、GTローラーを持ち込んでフィッティング開始。
まずいつものフォームで踏むとダメ出しの嵐。今まで走ってきたレースを否定されたようでショックを受けた。
簡単に言うと今までのポジションは
・骨盤をたてる
・上半身の力は抜く
・3時まで踏む
だったがフィッテング後は
・骨盤を寝かせる
・上半身の力を使う
・6時で蹴る
という、これまでと真逆のスタイルになった。
骨盤をたてる、たてないはプロでも分かれてるところだけど
苦手な平坦やすぐに疲れて踏めなくなる理由がよく分かった。
フィッティング後はサドルが2cm高くなるなど、かなりポジションも変わった。
かなり楽に脚を回せるようになり、今までは脚の筋肉だけで自転車を進めていたのだと実感した。
ちなみにフィッティングになんだかんだで3時間近くかかってしまい、当初の目的であったBontの熱成型はできずに終わった。。。
そして、がらりとポジションが変わってしまったので、今まで使っていたLOOKはバイクタワーに吊るすことになり、しばらくの間はEvoがメインバイクになることに。
新しいポジションにして3週間が経った。レースも1つ挟んでメリデメがハッキリと分かってきた。
色々あるが、今感じている一番のデメリットはインターバルに対応できないこと。
これは新しいポジションに対してまだ筋肉が追いついていないのかもしれないが、高強度のシーンで今一つ遅れてしまう。
今までの踏むポジションの方がインスタントにパワーが出せるため、場面ごとに使い分けた方がいいのかもしれない。
来週はリフィッティングでシートポスト、ステム、ハンドルを変える。
実走で得たメリデメをフィードバックして改善点を相談するのが楽しみだ。
フィッティングで得られた一番のメリットは今まで苦痛だった自転車の練習がちょっと楽しくなってきたことかな。
Evoはダンシングが軽いからそれも相まって乗るのが楽しくなってるのかも。
まだまだ伸びしろはあるはずだから頑張ろう。