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多摩川沿いに住む割と田舎な東京住みのサイクリストのブログ。日々の練習やレースを中心に。

九州チャレンジ 9位

レース当日。
8時間以上寝て朝シャワーしてゆっくり支度を始める。
エリートのレースは午後からであることと、宿が会場から徒歩2分くらいの立地なのでのんびり過ごす。
途中のU23には今回同行している山口くんのレースがあったので、応援に。
無事9位で全日本選手権の権利獲得できたみたい。本人はかなり悔しがってたが。

レース1時間半前くらいからアップを始める。
コース近くに4、5分の坂があるので数本と平坦で高ケイデンス回して心拍を上げてアップ完了。
スタート付近を見ると並び始めていたので3列目あたりで位置取り。
別に68人のロードレースなので普段ならあまり気にしないけど下りのコーナーがサイドに砂があったりテクニカル。先頭付近で下りたかったので前目で展開。
スタートすると後ろから鹿屋軍団がグイグイ出てくる。去年とは違いかなり積極的だ。
下り前のアップダウンでちょっと脚を使って前に出る。
思惑どおり先頭付近で危なげなく下れる。
1周目の登りに差し掛かる。集団のペースが異常に上がる。インナーに入れたことを後悔する。

 

登りきったあとのホームストレートでも緩むことなく一列棒状。
ここがこの日1番辛く、千切れそうになる勢いだった。
登りのセグメントを確認すると8周中1番速かった。
2周目に入り、太田さんから「登り速かったねー」と声を掛けられるが全然返事ができない、ダメージがひどくて死にそうだ。
1周目の下り前で脚を使って前に出たことすら後悔した。

2周目は平坦も落ち着かず、アタックが散発しては鹿屋がチェックにすかさず入って隙がない。
鹿屋の2人逃げが出ると完全に蓋をされる。他に逃げたいチームがいても数が違い過ぎて全く太刀打ちできてない。去年おきなわ140kmで優勝した中村選手もチームで出ているけど全然出てこない。

3周目ではまだ20秒だった差が4周目では1分に。その後もどんどん広がる。登りでペースアップし、平坦はサイクリング。平坦でアタックがあると鹿屋が声をかけ合い、速攻でチェックして潰してくる。完全に戦略的に動いている。
鹿屋の数が多過ぎてその後のアタックが全く決まらない。
それでも5周目の平坦でPTTが抜け出す。鹿屋もチェックに入り、合計4名が集団から出る。先に出た逃げを入れると、6名が先行。
集団は20~30名ほど。15位以内の目標を考えると無理は禁物なので見送る。
6周目では後方で落車があったけど常に前目に位置取りしていたので問題なく進行。
7周目の登りでVC福岡と鹿屋が飛び出したのでとりあえず追うと後続集団は来ていない。3人でこのままラスト1周逃げるか?と一瞬迷うも集団に戻ることを選択。最後の登りとスプリントにかけた方が確率が高い。
ラストの8周目の下り前で5人ほど先行が出てしまう。ギャップ作った選手は下がってしまい、差を埋めに太田さんが脚を使う。下りは自分の方が速いと判断し、前に出て付いてくるように促してコーナーに突っ込む。下りで前とのギャップを埋めることができたが、後ろはかなり開いていた。
太田さんはフィジカルがあるのに勿体無い。でもこういった下りを攻める走りは普段の練習会ではできないから難しい。
途中のセクションで先ほど逃げてた2人を含めて集団は一つになる。やっぱ逃げに乗らなくて正解だった。
そして最後の登りに差し掛かる。番手はアタックに反応できる3番目で突入。
鹿屋とピンクジャージの選手がアタック。
それに合わせてダンシングで追う。ここからずっとアウター。
鹿屋が1人抜け出す。ちょっと開いて自分を先頭に小集団が登りきる。
急斜面を登りきるとゴールまでの直線は300mほどある緩い登り。
最後まで行くには長すぎるので牽制を入れる。
鹿屋がさらにもう1人飛び出す。ほんとに鹿屋は何人いるんだ。
ゴール前はまた別の鹿屋とdサイクルの選手とのスプリント。
もう脚がガッチガチ。全然伸びない。やっぱ登りのあとの平坦は苦手だ。登り切りゴールにしてくれ、と思いながらハンドル投げてゴール。
結果は9位。入賞には一歩届かず。
ギリギ8位入賞かと思ったけどガックリ。
まあ、最低限の15位以内は達成できたので良しということで。

知り合いで落車はいなかったもののメカトラで川又さんがDNF。川又さんの感想も聞きたいレースだったので残念だった。

 

ちなみに入賞8人中7人は鹿屋。表彰台独占という強さだった。
正直去年が微妙な印象だったので今年はびっくりする強さだった。
年によって違うものだなあ。伊達にフレーム供給は受けてないな。

オフトレの成果は狙い通り仕上がっていたのが確認できた。反省点はちょっと無酸素域の練習が足りなかったかも。まあこれから上げていきましょう。
レース中はお腹の悲鳴もなかった。ちなみにこれを書いている今は痛い(泣

ひとまず大きなレースが終わったので次の山は5月下旬頃からかな。
またトレーニングスケジュールたててやっていかねば。

うーん、やっぱ悔しいな。
もっと強くなりたい。
来年も入賞狙うぞ。

 

 

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